Hypnotherapy
ー 催眠療法 ー
ヒプノセラピー(催眠療法)って何?
ヒプノセラピーとは日本語では催眠療法と言います。
イギリス王家のキャサリン妃が、ヒプノバーシング/催眠出産を行ったことはとても有名な話です。
その他、ハリウッド女優ジェシカ・アルバ、ミランダ・カーさんもヒプノバーシングで出産しています。
1958年にイギリスで、1959年にアメリカの医療学会で認められ始めた精神療法のひとつです。近年日本国内でも医療現場において、心身の苦痛を和らげるの用いられることも増えてきました。
ヒプノセラピーの活用例
ヒプノバーシング 暗示療法 禁煙セラピー ダイエットセラピー コーチング
心身のリラクゼーション イメージ療法 対人コミュニケーション 睡眠トラブルの改善
退行催眠 インナーチャイルドケア トラウマ 前世療法 ソウルメイトとの出会い
グリーフセラピー(ペットロス、死別) ハイヤーセルフからのメッセージ など
実質的なことから、スピリチュアルな領域まで様々な分野で使われています。
ヒプノセラピー(催眠療法)どんなイメージ?
催眠療法と聞くと超能力や手品ようなイメージをする方もいらっしゃるかもしれませんね。
眠ってる間に起こる事?意識をコントロールされる?したくないことをさせられる?とかいわゆるメディアで演出されている催眠術を想像したり?
皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?
とても簡単にいうならば、ヒプノセラピーは、クライアントがゆったりリラックスしているまどろんでいるような状態下で無意識の領域に働きかけます。
ですので、上記にあるようなよくありがちな印象は全くの誤解なのです。
なぜなら、眠ってしまうとヒプノセラピーはできませんし、クライアントが嫌なことには抵抗が起こるので、意識が戻ってきます。
ヒプノセラピーって何がそんなに良いの?
先ほども少し触れましたが、ヒプノセラピーは無意識の領域に働きかけます。
私達が、起きて行動しているときは”意識化”にいます。
けれども、脳が司る私たちの能力を含む性質は無意識の領域がほとんどなのです。
よく海面から出ている氷山を”意識(顕在意識)”として例えられ、水面下にある部分を”無意識(潜在意識)”の部分と例える話を聞いたことがあるかもしれません。
心理学者のフロイト(1856−1939)もまた、人間の行動を支配しているのは、意識ではなく無意識の力によるものが大きいとし、無意識を人の心に関わり理解する基本概念として定義しています。
私達は、日常生活の中でなんども催眠状態を体験しています。
例えば、電車の中でスマホに夢中になってうっかり乗り越してしまったり、寝起きでぼんやりしている時、スポーツや映画や本を読むのに夢中になっていたり、時間があっという間に過ぎ去っている時なども催眠状態同じ状態と言えます。
私達の脳波は4種類あります。
ごく日常で起きて活動したり、心配事、困難に立ち向かう等、臨戦態勢の時はベータ波。
夢中で何かに没頭していたり、集中している時やリラックス状態の時は脳の潮位的な力が発揮されやすいと言われるアルファー波。瞑想や、眠る前にまどろんでいるような深いリラックス状態のシータ波。
完全に眠っている深い睡眠状態のデルタ波。
催眠誘導をし始めた頃はベータ波が見られ、次第にリラックスしたアルファー波、シータ波と変化をしていき、無意識領域にアクセスをしていきます。
先ほどの、催眠に関する誤解の話に戻りますが、もし、あなたが電車でスマホでゲームや大好きな人とのメールに夢中になって駅を乗り越すことがあっても、隣の人が酔っ払って嘔吐しそうな様子があれば、被害を受けないようにきっと意識が戻ってきますよね?
ですので、催眠状態で意識をコントロールされたり、嫌なことをさせられるなんてことはありえないのです。
クライアントが途中でやめたければ、いつでもやめられるということです。
また、何か原因の分からない沸き起こる感情や、いつもなぜかこういう行動をとってしまう等の意識下で分からないようなことはヒプノセラピーを受けてみるといいかもしれません。